第149回 2台のピアノの午後 ベートーヴェン トリオの午後

2013年01月25日 03:59
2012年10月7日(日)開催!
 
ベートーヴェン トリオの午後
MATINEE WITH BEETHOVEN'S TRIOS
  
ベートーヴェンの魅力は、有名なシンフォニーやピアノソナタだけに
とどまりません。19世紀には、ベートーヴェンのあらゆるジャンルの
名曲がピアノデュオ用に編曲され、広く親しまれていました。現代の
眼で見ても高い価値のある、優れた編曲が少なくありません。
  
今回は、初期の室内楽の名作を2台ピアノ版でお届けします。
作品81bは、出版の遅れのためにこのような番号が付いていますが、
初期の親しみやすい作品です。L. ランガー (1802-85) による編曲は、
原作の魅力を余す所なく凝縮させたものです。若々しい覇気、躍動感、
のびやかなメロディ、かけあいの面白さをお伝えできれば幸いです。
    
    
演奏曲
  
ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン [1770-1827]
  六重奏曲 (または ピアノ三重奏曲) 変ホ長調 作品81b [1795]
  弦楽三重奏曲 第2番 ト長調 作品9-1 [1798]
  弦楽三重奏曲 第3番 ニ長調 作品9-2 [1798]
   (2台ピアノ版 全曲編曲 レオポルト・ランガー)