第146回 2台のピアノの午後 プレイエル デュオの午後
6月24日(日)開催!
第146回2台のピアノの午後
プレイエル デュオの午後
PLAYFUL DUETS OF IGNAZ PLEYEL
銘器プレイエル・ピアノの創業者、イグナツ・プレイエルは、古典期から
ロマン派への時代の転換期に作曲家、実業家として活躍した人です。
プレイエルは教材作品も精力的に手がけ、特に器楽のために書かれた
膨大な合奏曲集は、現代でも教育現場で広く活用されています。
今回は、2本のヴァイオリン用の二重奏曲を原作とする2台チェンバロの
為の編作(18世紀の原典版)をご紹介します。機智に富むかけ合いの
軽快なおもしろさ、弦から鍵盤へ曲を自在に作り替える当時の人々の
柔軟な発想と編曲手腕の秀抜さをお伝えできれば幸いです。
演奏曲
イグナツ・プレイエル [1757-1831]
2台のチェンバロのための3つのソナタ
(原曲 2本のヴァイオリンのための二重奏曲)
ソナタ ヘ長調 Op. 23-4 Ben. 516
ソナタ ハ長調 Op. 23-5 Ben. 517
ソナタ ホ短調 Op. 23-6 Ben. 518
2台のチェンバロのための3つのソナタ
(原曲 2本のヴァイオリンのための二重奏曲)
ソナタ 変ロ長調 Op. 24-4 Ben. 522
ソナタ ト長調 Op. 24-5 Ben. 523
ソナタ ニ短調 Op. 24-6 Ben. 524